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turtle? tortoise? — 英語の「亀」はややこしい

日本語なら全部「カメ」。でも英語圏では海と陸で呼び名が変わります。世界の言葉で亀を数えてみました。

日本語では、海にいてもりくにいても池にいても、ぜんぶ「カメ」です。ところが英語圏では呼び分けが必要になります。

  • turtle — 広い意味での亀全般。狭い意味ではウミガメなど水にすむ亀
  • tortoise — リクガメ。乾いた陸で暮らし、足はずんぐりした円柱形
  • terrapin — 主にアメリカで、汽水や淡水にすむ食用にされた亀(キスイガメなど)を指す言葉

ややこしいのは、アメリカ英語とイギリス英語で使い分けの感覚が違うことです。アメリカでは水陸問わず「turtle」で通じる場面が多い一方、イギリスでは淡水の亀を「terrapin」、海の亀だけを「turtle」と呼ぶ傾向があります。ちなみに生物学の世界では、亀はまとめて「カメ目(Testudines)」。学術的にはどの亀も平等です。

他の言語も見てみると、ドイツ語の亀は「Schildkröte」——直訳すると「盾のヒキガエル」。甲羅を盾に見立てた命名です。フランス語は「tortue」、スペイン語は「tortuga」で、これらはtortoiseと同じ語源。中国語は「亀(龟)」で日本語と同じく一語です。

つまり「日本語は大ざっぱ」なのではなく、英語圏が細かく分けすぎているとも言えます。Kamepediaの図鑑では、和名・英名・学名を併記しているので、世界中の亀好きと話すときの「翻訳表」としても使ってください。

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